新入生のみなさん、4月から学生生活が始まりましたね。みなさんの中には、「さあ、やるぞ」と気合い十分な人も、新生活への緊張感でまだ落ち着かない人も、「この学校にいるはずじゃなかったのに・・」と煮え切らない思いを抱いている人もいるかもしれません。みなさんが学生生活に対して抱いている思いはきっとそれぞれでしょうね。しかし、ここで少し立ち止まって考えてみてください。神様の目からみたらどうでしょうか。一つ言えること、それはあなたが今どんな気持ちであるにせよ、神様はあなたをその学校に遣わしているということです。KGKというのはまさにここからスタートするのです。

１、「KGK」はアヤシイ？アヤシくない！
　「なんだ、このアルファベット3文字は！アヤシイ！」と思った人もいるかもしれませんね。「KGK」というのは「キリスト者学生会（Kirisutosya Gakusei Kai）」の略です。今から約60年前、2人の学生の祈りから始まりました。決してアヤシイものではなく、聖書は誤りなき神の言葉であるという信仰に基づき、活動している運動です。この運動は神の言葉である聖書に真剣に従い、『福音主義』をという姿勢を大切にしています。

２、KGKは何をしているの？ 誰がしているの？
　KGKはそれぞれの学校で祈り会を開いたり、聖書研究会を開いたりして、交わりを持っています。これはクリスチャン学生のみなさん一人一人が霊的に成長をすること、また学内にいる友人に福音を伝えることを中心的な目的として行っています、また、一つの大学の中だけでなく、近隣の大学とも交わりをもっています。多く学生がいますから、一人一人が通っている教会も様々です。そのため、KGKで『超教派』というスピリットを大切にしています。これは教会・教派間での協力を意味しています。
　またこの運動は学生自身が主体となっています。これは学生のみなさんそれぞれが、その学校に遣わされているのですから、その神様からの派遣に応答するのもみなさん自身であるわけです。KGKではこれを『学生主体』と呼んでいます。

３、全生活を通しての証
　聖書には「ただキリストの福音にふさわしく生活しなさい。」（ピリピ1:27）と書かれており、KGKでは学校の勉強も、サークルも、バイトも、全てを通してクリスチャンとして生きることを大切にしています。そして、その生き方の全てを通して隣にいる友人に福音を伝えようとしているのです。その時に共に福音を伝え、自分を信仰的に支えてくれる仲間が近くにいることはどれだけ心強いかわかりません。「○○時は結構クリスチャンだけど、△△時はそうでもない」なんてことがありませんか。さあ、新しく始まった学生生活、やってみようKGK！