『雨の日の過ごし方』
吉澤慎也(東海地区・元関東地区主事)
 私は雨が嫌いだ。

 なぜだろう。あまり深く考えたことはないが、子どもの頃から雨は嫌い。

 雨が降っていると何もする気がなくなる、という程の重症ではないが、どちらかというと気分が乗らない。気が滅入る。 そして外に出たくなくなる。 出かけようと思ってたけど、雨が降ってるからやめた。やっぱり家に居よう。 そういうことは少なくない。こういう時に家ですることといえば、ちらかってる部屋の片付け? 宿題のレポートを仕上げちゃう? 料理にでも挑戦する? テレビを見てだらだら過ごす?

 雨の日の過ごし方。提案します。

 聖書を読んでみるというのはどうだろう。普段少しずつ読むことが多いかもしれないから、こんな機会に一気に一書読んでみるとか。「創世記」とか「黙示録」とか「エステル記」とか「ローマ人への手紙」とか、どこでもいいんだけど、一書全体を通読してみる。できれば比較的長めの箇所にチャレンジしてみる(途中で挫折しない程度の長さを選んで)。そして、意味がよくわからないところがあっても、あきらめずに全部読み通してみる。読み終わって、何か新しい発見が一つでもあればいいじゃないか。こういうのも「恵みの雨」っていうのかもしれない。 とにかく、雨の日に何もすることがなかったら、家で聖書を読んでみるというのはどうだろう。思いがけずにナイスな一日となるかもしれない。

 雨の日の過ごし方。提案します。
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