『主にあって前向きな春の過ごし方』
田中牧子(関東地区主事)
4月から関東地区で主事として働き始めた松元牧子です。これからどうぞよろしくお願いします!老人ホームでの介護の仕事を3月末で辞めて「転職」した私にとってこの春は大きな変化のときとなっています。
環境が変わり、出会う人々が変わり、自分の責任も変わり・・同じような変化を程度の差こそあれ、多くの人が味わうこの4月、5月。状況の変化に伴い私達の心も変化するので、結構しんどかったりするんですよね。入学してみたら自分の思い描いていたような大学生活ではなかったり、新しい人間関係になじめず緊張することが続いたり、「頑張ろう!」と思って張り切り過ぎてかえって疲れたり。反対に期待していなかったのに思いがけず学校生活が楽しくなったり、嬉しい出合いが与えられたり、新しいことを楽しめている自分を発見したり。私達は状況の変化に伴い、簡単にupdownする自分の気持ちを基準にして置かれている状況を「良い」とか「悪い」とか判断する傾向があります。でも、そうなりやすいこの時期だからこそ、私達の思い・想像をはるかに越えて全てを支配して働いておられる神様に心を向けたいと思うのです。自分に分かっても分からなくても(また分かろうとしなくても)いま自分が置かれている状況と、自分の前に置かれている人は神様の目から見て確かに偶然ではなく、意味があって置かれている状況であり、出会った人であることを。
「変化があれば気持ちが揺れるのは当然のこと」、そう腹をくくって揺れる自分にビビらない。身体が疲れたら気持ちが落ち込むのはある意味自然のことなので、まず休む。また変化の時期でも調子が悪くならず、神様に期待し楽しめている自分がいたら、それは素直に感謝する。そうやって神様の視点から見ることによって、自分に振り回されず少し余裕をもってこの時期を落ち着いて過ごせると思います。変化が起きた時に「神様、今度は何をされるんだろう?!」と楽しみに思う余裕が出てきたら、バッチリ!(・・これは全て新米主事である私が自分に必死に言い聞かせていることです)