『あなたの美しいものと良いものは?』
カレン・ダルダ(元中四国地区主事)
 昨年私にとってのBIG EVENTは何よりも、生まれて初めてスラスラと楽しく日本語の小説を読めたことです。そのような奇跡が起こさせる小説は何かというと、遠藤周作の「砂の城」でした。なんと徹夜で読んでしまったよ!スゴイでしょう!その中に心に響いた台詞は次の台詞:「負けちゃダメだよ。美しいものは消えないんだから。美しいものと善いことに絶望しないで」こういう台詞を信じて言える人って格好いいな、と思った。クリスチャンの私達に何が美しいこと、何が善いことだろう。

「人よ。何が善いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それはただ公義を行ない、誠実を愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。」 ミカ6:8

「善い知らせを伝えるものの足は、山々の上にあって、なんと美しいことよ。」 イザヤ52:7

消えない、神様の善い知らせを信じて、知らせる生方。永遠の神様と共に歩む生方、いいよネ。負けちゃダメだと!世の中が美しいと善いと言ってダマそうとすることに。
そして、日本語で小説を読めるようになった私にも負けちゃダメだよ!
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