●『福音を神のことばとして受け入れ、大胆に語れ!』 グラハム・スミス(関西地区主事) |
スローガン作り
KGKに関わって13年になります。楽しみのひとつはスローガンづくりです。年間方針や夏期学校、春期学校や合宿のテーマを現す言葉を考えることですね。自分が考え出したものや意味深いものは印象に残ります。昨年の夏期学校はよかったです。「No.1 から Only One」。「あいにいこう!」もよかったです。英語のテーマが多いです。準備が進んでいない段階で決めるので曖昧なままでいいという考えかもしれません。「Just One Thing」とか「Be Independent」、「Crossroads」というものもありました。英語と日本語が混ざったものもありました。「原点being ベクター doing」。わけがわからない「コラムデイオとユエステオ(ギリシャ語)」。先日、兵庫ブロックの実行員会がいいものを考え出しました。「感謝して、仕える。It's a pleasure」。春期学校の影響を受けてヘブル書12:28からとったものです。
テサロニケの教会のスローガン
最近私はテサロニケ人への手紙からいろいろ教えられ、その教会のスローガンは何だったかを想像しました:「福音を神のことばとして受け入れ、大胆に語れ!」。(参考:1テサロニケ2:2、13)テサロニケの教会は、当時の地域のモデルになりました。KGKの学内グループにも大切な 模範を示しています。御言葉に対する応答を示しています。
1.御言葉を受け入れること
テサロニケの人々はパウロから福音を聞きました。その福音を、人間のことばとしてではなく、神のことばとして受け入れました。皆さんはどんな福音を受け入れましたか。神の言葉を信じましたか、それとも、ただ人間的なメッセージを信じましたか。慰め、いやし、良い地位を与える、幸福になる、功利主義な福音を信じましたか。KGKは福音主義と言われていますが、それは信仰と活動に反映されているかどうか、疑問を抱いています。福音が本当に神の言葉なら、信じると人生が変わるはずです。テサロニケの人たちは180°転換をしました。偶像から神に立ち返りました。回りの地域に目立つほど変りました。実際生活に示された変化です。
2.御言葉を語ること
御言葉、福音が本当に神様からの言葉だと信じているなら、それを語りたくなるはずです。福音主義の信仰は、神の言葉を語る信仰です。それは個人の信仰生活、KGK学内活動や地区活動に適用します。個人の証しや学内グループ聖研や聖書講解のプログラムを通して適用できます。学校訪問をしていて、学内聖研 が充実していないということは気になります。リーダーをもっと訓練した方が良い、もっと良い手引きを作りましょう、誘い方を励ましましょう、などと考えますが、それより根本的な問題があると思います。人々は、聖書が神のことばであると本当に信じていないということです。本当に信じているならもっと学びたい、もっと伝えたいと思います。パウロが大胆に語った理由は、その福音はすべての人にとって救いを得させる神の力だと信じたからです(ローマ1:15―16)。KGKが福音主義というのは、KGKは聖書の学びを重んじるという意味です。聖書を学ぶ機会をどんどん増やしましょう。KGKがテサロニケの人々のように御言葉を受け入れ、そしてますます語られるように祈っています。
主事のスローガン
最後に、関西地区主事会のスローガンを紹介します:Back to the Scriptures-Forward to the Campus. 聖書をもっと学びましょう、特に学内で。そのために主事たちは協力します。よろしく御願いします。