●『春の新作』 吉澤 慎也(関東地区主事) |
週末の新聞折込チラシ。某有名服飾店の広告見出しにチラッと目をやる。
春の新作
早いよ。まだ冬真っ盛りじゃん。こんな寒いうちから春物買う人なんかいるのかね。
でも、お店に並ぶってことは、買う人がいるのか。いや、買う人がいるから売りに出されるわけでもなく、むしろ服屋が売りに出すから買う人がいるのかもしれない。一体どっちが先なんだろう。こういうのを、鶏と卵の何とかっていうのかね。ま、どっちだっていいけど。
春の新作。
春はまだまだ先なのか、もうすぐそこまで来ているのか、それはわからない。ただ確実にやってくる春に向けて、今から準備を始めることには意味がある。
在校生は、新しいメンバーが与えられるように。新勧&新歓活動のために。
卒業生は、新しく遣わされる地において、主を証しできるように。
今から祈り始めても、決して早過ぎることはない。新年度の働きのために祈り備えよう。やがて春がくる。